散歩

2012年2月18日 (土)

犬の喜怒哀楽

はなさんも4歳10か月。

まぁ4年以上のお付き合いであるわけです。

日々うんこを出したり拾ったりする仲なのである。深い仲なのです。

そうなると、なんとなくわかってくる(つもりかもしれんが)んですよね。はなさんが何を言っているのか。

「わんっ!」というのと「ぎゃん!」というのと「うきゃわん!」というのは明確に違うわけですね。

それに顔の表情もなんとなくわかる。

つまり「散歩つれてけ」とか「おしっこしたい!とか「おやつくれ!」とか言ってるんだなというのがわかる(つもり)。びびってんなとか調子のってんなとか、そういうのもわかる(つもり)。

そこではなさんの喜怒哀楽です。

喜・・・散歩に出るときね。これは犬なら共通でしょうね。毎日毎日、散歩で道路に出ると興奮しまくってぐるぐる廻る廻る。このとき口の中で「がほがほ」と声を出すこともありますね。

怒・・・これはですね。私が近所に酒を買いに行くときですね。このときの怒り様がすごい。「なんで連れて行かんのじゃぁあああ」ときゃわーんとか、ぎゃわんぎゃわんとかわめきまくる。ところが不思議なことに毎朝スーツで出勤するときには一切騒がないのですね。だまってお見送りしてくれる。私服で出かけるときだけ「連れてけ」っつうんだから、犬のくせしてご主人のOnOffがわかってるんかもしれない。

哀・・・あんま少ないんだけどね。エサ入りボールで遊んでいるときに、ボールが転がって取れなくなったとき。「あら・・・」という感じでボールをじーっと見ている。そして、じっと人の顔を見る。だまって見る。このときの顔がせつないのだ。

楽・・・飛んでる蝶を食おうとしてるとき。う~ん、楽しそう!

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2009年3月14日 (土)

クソと品格

犬を飼うというと必ずついてまわるのが、クソ、つまりウ○コのことである。

ところで、私は埼玉県は春日部市というローカルシティに住んでおる。ローカルシティという表現には隠微なニュアンスが含まれており、一応は東京のベッドタウンという言い方もできる。

東京通勤圏の北限に近い場所である。

地価が下がり都心でもマンションなどを購入できる今では、都市勤務者に見向きもされない。だって遠いもん。好き好んでこの町に住もうという人はいないだろう。

しかし四十年前は違った。高度経済成長期。勤勉、まじめが唯一無二の美徳であった時代。マイホームが夢。そしてマイホームを持つと「一国一城の主」と周りが褒めそやした時代。

この頃の人たちは郊外に住まいを求めた。ニュータウンなどという言葉もできた。そうすると田畑の農業用水ばかりの田舎町に突然に住宅街ができる。なんにもないところに住宅街があらわれる。なもんで、住宅街からひとつ道渡ると田んぼや畑が広がっている。

要は半住半農の町。

そうなると、なんていうんだろうか。町には二つの人種が存在しているような感じになる。
つまり「住」の人と「農」の人ですね。

それをさらに深く掘りすすむとこういう見方もできる。

「住」の犬と「農」の犬。はたまた、「住」の飼い主と「農」の飼い主。

こうなると一つのカルチャーギャップみたいなものが生まれるわけですね。
往々にして、「住」の飼い主と犬はカリカリとしている(ような気がする)。
一方の「農」の飼い主と犬はのびのびとされている(ような気がする)。

もう、「住」の飼い主なんかは飼育本とかたくさん読んじゃって、ペットショップに犬洗いに行ったりとか、服着せたりとかして、しつけなんかも一生懸命やっちゃって、それがうまくいかなくて「キーっ」とか言って、思わず犬ひっぱたいちゃって、自己嫌悪に陥ってテレビの前で体育座りしながら、「だってだって」とウジウジいじけていると、「お宅の犬がうるさい」とか匿名の手紙をポストに入れられてたりして、トドメを差されたりしている。

けれど、「農」の飼い主はそんなに犬を深く考えていない。自分が持ってる広い土地にポーンと犬置いとけばいい。多少犬がわんわん吠えたって誰に迷惑をかけるわけでもない。

ま、ある意味うらやましいというか、犬を飼うには適切な環境を持っているんですね。

この前、信号待ちで車の外を眺めていると、「農」のご婦人とその飼い犬が歩いていた。ご婦人の方はモンペ姿の頭には風呂敷のようなものを巻いておられる。まさに「農」のユニフォーム。かなり年季の入ったお方。そして連れ立つお犬様は、一見して犬種が特定できない、しかし確実に日本犬の血が入っているという赤毛のミックス。もう、ノーブラッシング、ノートリミング、下手すりゃノーシャンプーにノー予防接種くらいの風貌をお持ち。

そのお二方が空地の前にふと立ち止まる。そしてご婦人がポロっという感じでリードを放すと、お犬の方が空地の真ん中に駆けて行った。そして大胆かつ豪快に地面をガンガン掘り起こした後、そのうえで踏ん張ってられる。

「あんなことしていいの?」
と声を出したのは私の娘である。犬を放す、そこらでウ○コ、当然のようにそのまま立ち去る。

自由。フリーダム。エニシングOKの世界。

アズユーライク、レットイットビー、ケ・セラ・セラ、モウマンタイ、マンペンライの世界。

ある意味、平和。

ということで、散歩してるといきなりこんな光景に出くわす。

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こうなるとね、犬の散歩道コースに最適という感じに見えますよね。実際にこの道、犬を連れて歩いている人が多い。

しかしだ。この道、一つの「農」の価値観の典型である。汚いものなので詳しく撮ってないんだけど、この写真のアスファルトの道の各所に砂というか、乾いた土みたいな汚れがあるのがわかりますでしょうか。これね、全部ウ○コです。ウェットなウ○コが風化しているんですね。当然新しいモノもある。至るところウ○コなのだ。
これ、私道だよな、多分。

となるとこうなる。
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役所で配ってるやつですね。これが全ての電柱に貼ってある。

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なんか、一言つけたくなるらしい。「みんなの目はみています」。そうですね、衆目という言葉がありますですね。冷静に指摘をしているですね。

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でもあまり効果がないので、もう一言加えたくなる。今度は「良識」を持ちだしてみる。人間として大切なことですね。

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地主自作看板はちょっと感情的。しかし効果はない。

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そして爆発!

これ初めは大きな文字で一気に書いたんだと思うけど、書き終わっても気持ちが納まらなかったんだろうね。余白が許せない。もっと言いたいことがあるってんで、こちょこちょ書き加えている。ここは犬の便所ではないのだ。そうなのだ。

そんな地主の気持ちを全く察することなく、今日もたくさんの犬連れがこの道を散歩している。
私はとてもじゃないですが、この道を「はな」と歩く度胸は持ち合わせていない。

それでもみんなへーきでこの道を歩く。

恐るべし。

「とーちゃんなんか、この前ウ○コ手でつかんでたよねー♪」
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2009年2月25日 (水)

忘れてはいけないもの

朝は忙しい。

なんせ家を出なければいけない時間が決まっている。締めの時間がある。だいたいだ、何かに追われている人間は、落ち着いて事を運ぶことができない。加えて朝は頭が働かない。

すると、忘れ物をする。

意外とサラリーマンというのはいろんなモノを持っていなければならない。ざっとスーツの中に納めるものだけでも、財布、定期、携帯、名刺入れ、手帳、小銭入れ、青と赤のペン、ハンカチ、鍵束、それにオフィスに入るためのIDカード。ほら、多いでしょ。それに鼻水がでるときにゃチリ紙がいる。

だから働く男のスーツは型が崩れるのが当たり前なのだ。スーツの崩れていない勤め人なんざ、仕事ができない証拠である。日本の男はよれよれになって初めて仕事に磨きがかかるもんなのである。どっかの口の曲がったおっさんみたいに、スーツの裾に重りなんぞ入れてるバヤイではないのである。政治家だってスーツがよれよれにならなきゃいかんのである。

そんなわけで朝、家を出てからしばらくして忘れ物に気づくことが多い。

私の場合、良く忘れるのが新聞。その次が腕時計。さらになんとメガネ。ひどいときにはベルト。最悪の忘れ物はスーツの上着!(コート着てたんで、会社まで気づかなかったことがある)

まぁ、要するに寝ぼけてんでしょうね。朝はぼーっとしている。ということは起き抜けの犬の散歩なんかになれば、さらに頭が動かない。

おとといの朝。関東地方は普通降りの雨だった。5時半にダウンジャケットを着込み、右手に傘、左手に「はな」のリードを持って散歩にでかけた。基本頭の中、カラっぽ。

いつものコースを、焦点の定まらない目で雨の中歩いて行く。いつものようにいつもの場所で「はな」はオシッコをし、ウ○コをした。

・・・ここである。

ここで私はある「忘れ物」に気がついた。

おわかりですね。

そう、「ウ○コ袋」である。

広いスーパーの駐車場のど真ん中。黒いアスファルトの上に黄金のカリントウが4.5本。

降り続く雨の中、ダウンジャケットのポケットをまさぐりながら、中年男は「あわあわあわ」と慌てていた。辺りを見回しても駐車場のど真ん中である。何もあるわきゃない。

私がそのとき服以外に持ち出していたのは、「はな」のおやつのチーズと家のカギだけだ。

ふくろ、ふくろ、ふくろ!

ないよねぇ~。

と天才けんぞう閣下は思いついた。左のポッケのチーズである。横7センチ、縦13センチほどの硬めのふくろというか、プラスチック風の硬い入れ物。100円で売っているおつまみのイカの燻製の袋みたいなもんだと思ってもらえばいい。

これに入れるしかない。

迷わず中身をダウンのポケットの中に直にばらまいて、なんとか空の袋にした。

さぁ、いれるぞ。と、その袋を地面に近づけてみる。そしてウ○コにそのまま・・・?

ん、どうやって入れりゃいいんだ?

入らないんだなぁ、これが。想像してみてくださいよ。小さいおつまみの袋を片手で持ってですよ。地面に落ちているウ○コを取るというのは不可能なのです。普通の場合なら、袋に手を突っ込んで、つかんでから袋を裏返せばいいわけなんですね。これなら片手でとれるわけです。

けど、硬い袋で手が入るほどの大きさもない。

結局、パカッと袋の口をあけて、地面からウ○コをすくうようにして取るしかない。でもって、すくおうとしてもウ○コが逃げてくわけですよ、袋の口に押されて。その逃げてくウ○コが大小おりまぜて5個もあるんですよ!

あたしゃ、気ぃ狂うかと思いましたね。

再度言おう。

朝は忙しい、そして頭が働かない。

作業を終えた私の苦労などを知らない「はな」が待ちかねたように勢いよくリードを引っ張った。

その瞬間。私はカリントウをつまんだその左手で傘の握り手を掴んでしまったのだった・・・。ヌルヌル・・・。

♪ゴぉ~ルドフィンガぁあ~

「へっ!」
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2009年1月24日 (土)

情けない話

愛犬を叱りたいと思うときがある。

「こらっ!」という叱り方ではなく、「まったく、もう・・・」という叱り方。

つまり説教ですね。説教をしてやりたくなる。

今朝のお散歩。会社も休みなのでちょっと遅めの時間に散歩をしていた。すると前方に小学校三年生くらいの少年が小さな柴犬を連れているのが見えた。本当に小さくてかわいらしい柴犬ちゃん。しかしあれですね、柴の子犬ってホントにかわいい。肢がちょっと短くてね。全体的にモコモコって感じでね。とっとことっとこ歩いているのを見るとマジで誘拐したくなる(こらこら)。

少年に聞いたら4カ月の子ですって。

で、当然に私の愛犬「はな」はよろこんでその子犬に鼻を突き合わせようとする。リードを引っ張る。

一方の4カ月の柴犬。「はな」の半分くらいしかない小さな体でしっかりと地に足をつけて立っている。大きなお姉さんが興奮して近づこうとするのをじっと見つめて身じろぎひとつしない。視線沈着。鼻を少し上げてまっすぐに黒いお姉さん犬を見ている。

が、お姉さんの方は完全にスイッチが入っている。シッポぶんぶん、肢バタバタ、息ハァハァ。その様子を少年と子犬が黙って見つめている。お姉さん犬のリードを握っている大きなおじさんは「興奮するな、こらっ、こらっ」といいながら、とびかからんばかりによろこんでいる愛犬をコントロールするのに精いっぱい。黒い大きなお姉さんはもう二本肢で立っている。そして、おじさんは少年と目が合った。犬と同じで少年もおじさんの半分くらいだ。少年は何も言わなかった。

負けた・・・。

おじさんと黒いお姉さんは負けたのだった。大人のくせに落ち着きのない犬と中年のおじさんは、子供にもかかわらず冷静で堂々とした犬と少年に負けたのだ。なのでおじさんは逃げるようにして少年と子犬から遠ざろうとした。しかし、それで悲劇が終わったわけではなかった。なんと、あろうことか黒いお姉さんは10mも歩かないうちに、いきなり踏ん張り始めてしまったのである。それも幅6mの道路のど真ん中で。

おじさんはしゃがんだ。少年と子犬に背を向けてしゃがんだ。そしてお姉さんがオシリからひねり出したブツを拾い、何事もなかったかのように歩き始めた。おじさんは決して後ろを振り返ることはできなかった。襟元を過ぎ行く風の冷たさがなぜかいつもより冷たく感じられる。そんなおじさんの寂しそうな背中を、明けたばかりの冬の空に舞うカラス達がだまって見送っているのだった。

(問題の黒いお姉さん↓)

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「なによ。」

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2008年12月13日 (土)

長ぁ~いリードのススメ

さて、せっかく主従ともども楽しんでいた伸張リードなのだが、あっさりと二週間で噛み千切られてしまったのはご報告の通り(「伸張リード、噛みちぎられる」参照)。非常に重宝していたので、丈夫な伸張リードはないものかと、機会あるたびに探していた。

でも、どれも似たようなものばかりで、二つ目の購入には至らなかった。

そんなときに見つけた↓。
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考えてみればリードが伸びたり縮んだりする必要はない。だったら、単純に長いリードでよい。ん~、早速購入。1,200円でした。

長さは12.5m!素晴らしい。

前の伸張リードは4.5mだった。私を中心とした愛犬「はな」の行動範囲が大幅に広がった。円の面積は半径二乗かける円周率。

伸張リードは4.5×4.5×3.14≒63.5(㎡)

これが12.5×12.5×3.14≒490.0(㎡)

ざっと7.7倍である、むふう(鼻息)。490㎡。約150坪。10年前に35年の借金してようやく買った我が家の敷地が40坪。

で、実際使ってみると、やっぱり非常に良い。

朝の五時半くらいに誰もいない公園、スーパーやらホームセンターの駐車場にいくわけですね。そんでもってのこの長いリードに付け替えて、おもちゃを投げる。「はな」走る。すんげぇ走る。数回繰り返すだけでハァハァいってる。

簡易ドッグランみたいなもんだ。

広い駐車場を黒い物体が縦横無尽に駆け回る。そのうち調子こいて、主人にジャンピングアタックをしてくる。100kgの物体に6kgの物体がぶつかる。助走がたっぷりなもんで100kgの物体もよろける。「うがー」などと思わず声を出す100kg。楽しくて興奮の度合いが行き過ぎるのがやや問題か。二人でワイワイ遊んでると散歩途中のおばちゃんに笑われた。

それでも10分くらいで疲れちゃうみたいで、おもちゃを人の足元にポイッと置き捨ててふらふらっと植え込みの匂いを嗅ぎに行く。

離れた場所でクンクンやっている「はな」を見ていると、なんとなく「放牧」という感じもしてくる。なぜか自然と「よしよし」などとうなずいてしまう。「そうかそうか」とつぶやいてしまう。一体何に納得しておるのだ100kg。

他の人や犬が来たときにはリードを足で踏めばコントロールできるけれど、やっぱり誰もいないところでやるのが基本ですね。

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2008年11月30日 (日)

ウォーキング万歳!

じんわりと腰が痛い。なんとなく背中が張る。確実に左のヒザが痛い。

人間、歩くことが健康のために良いとされている。人間ドッグを受診した45歳以上の中年男性の87%は最後の問診でウォーキングをしろと言われる(らしい)。デパートやスーパーの靴売り場では、その半分がウォーキングシューズコーナーになっている。もう歩けばなんでも良くなるようと思われている。歩けば痩せる、血行もよくなって結構なことになる。メタボなんかなくなって、血糖値も下がって中性脂肪もどっかに消えていき、免疫力だってアップするらしい。

それを信じている人たちがたっくさんいる。

我が家の近くには川がある。その川沿いに何キロほどかなぁ、たぶん3-4kmくらいの遊歩道が作られている。

その遊歩道にですね。朝の5時を過ぎた辺りから、ぞろぞろとやってくるですね。首にタオル巻いて、つばナシ帽をかぶって、上下のトレーナーにウォーキングシューズ。そういう格好をしたおじさんとおばさん達が集まってくる。不自然に大きく両腕を振りながら、その顔は笑うでもなく泣くでもなく、無表情にまっすぐ歩き続ける。ご夫婦でやっている人たちもいる。けれどあまり会話はしない。

こう、なんかイメージ的にね。早朝に散歩やらウォーキングするタイプの人たちって、健康的というか清々しいというか。明るいイメージがあったわけ。そう、たとえて言うならばヤクルトのおばさん的明るさ。なにがおかしいのかと尋ねたくなるくらいの笑顔、通りすがりに大きな声で挨拶。「おはよーございまぁーす!」相手が知人だろうがそうじゃなかろうが関係なし。そんなイメージだったんですがね。

でも、違うのね。

こう・・・、みんなだまぁーって、黙々と歩いてるんですね。まぁ早足といったって、走ってるわけじゃないからそれほど息も荒くはならない。ただ沈黙の中に、上着のウィンドブレーカーの袖の擦れる音だけが聞こえる。

シャカシャカシャカ。シャカシャカシャカ。

ちょっと怖い。みんな目だけが本気だし。早朝からなにか「使命」のようなものを抱えている様子が怖い。見方を変えると一種の懲罰を受けている人々ではないかという感じもしてくる。

さて、じんわりと腰が痛い。なんとなく背中が張る。確実に左のヒザが痛い。

原因は分かっている。歩いたからだ。

歩かされたからだ。

脅迫されて歩かざるを得なかったからだ。

まず今日に日付が変わった0時を30分ほど過ぎた頃、愛犬「はな」が吠え出した。真夜中だっつうの。しばらく無視していたが、4回ほど吠えたときにたまらず外に飛び出した。真夜中の散歩である。原因はウ○コだったみたい。そのまま帰ってもよかったが、また騒ぎ始めるといやなのでちょっと長めに散歩して帰宅。仕方なく2時近くに就寝。

朝になって5時40分に吠えた。いつもの時間より1時間以上遅い。真夜中の散歩が効いていたのだと思う。(最近はいつも4時過ぎに鳴くの!)それでも眠いわな。もう少しで静かにならないかなと期待したけど所詮無理だよねー、飯も食わせなきゃいかんし。ということで、散歩。7時前に帰宅。途中のコンビニで買った焼きそば食って、さすがに眠くて寝る。

昼。吠えているので目が覚めた。昼の1時半。昨日のこともあったので疲れさせようとまた散歩に出た。2時から3時までの1時間。帰宅。

そして今ブログを更新している。

じんわりと腰が痛い。なんとなく背中が張る。確実に左のヒザが痛い。

「アタシにも言い分はあるのよー。たぶん。」
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2008年11月26日 (水)

【荒れモード減速中】冬の朝散歩

「はな」を飼うようになって、一番変わったのが散歩の習慣。

散歩というのはあまり生産的な行為ではない。普通、人間が歩く場合、歩いた先には目的地というものがある。その辺ほっついている茨城のおばちゃんには「カスミ」スーパーという終着点があり、世田谷のおばさんはスーパー「サミット」に行かなければならない。ズボンから半分パンツはみ出している高校生にだって、「学校」とか「ゲームセンター」とか「サークルKサンクス」等の行き先がある。そこには主に消費とか学習とかコミュニケーションの実践とか、なんらかの意味を持つ目的がある。その点で一般的な「お出かけ」は生産的なのである。

翻って、散歩である。

犬の散歩に終着点はない。その辺ほっつき歩いて戻ってくるだけ。その間、生産するのは犬のウ○コ。この行為になんの意味があるのだろうか。それもまぁ、休日のなんもやることねーなという時間にチョロチョロとやる位だったら文句もないのだが、毎朝5時に絶対に始めるかんね。あんたが熱出してようが、前の日夜更かししてようが関係ないかんね。というわけである。

散歩の途中はヒマである。そりゃー、なんもすることないわね。足は否応なしに歩かなければならない。常に移動。手はリードに引っ張られている。余ったもう片方の手をヒラヒラ動かしたところで何もできまい。そうなると目と頭くらいしか使えるところがない。

だから見飽きたご近所の風景を眺めることになるわけですな。道にごみが落ちてるとか、あっこの庭の柿がなってるとか。

そうすると普段あまり意識していなかった季節の移り変わりなどにも気がつく。特に朝早くだと気温の変化も敏感にわかる。この頃は朝家を出ると必ず空を見上げるのが癖になった。5時だとまだ真っ暗である。空にはクッキリとオリオン座やシリウスが真っ白に光っている。夜に見るよりもはっきりと少し鋭い光を放っている。こうなると季節も急に真冬に向かっているのがよくわかる。冬はどこか空気が冴えていくのだ。朝なので街灯とか家や店の明かりもないので余計に星の光が際立つ。

「おー、はな、はな。星がきれいだよぉ。」

と言ってみるが、そこは犬畜生。主人の詩的感嘆をあっさり無視して、地面の匂いを嗅いだまま。別に犬の同意が必要な事態でもないので、ゆっくりと上を向いたまま歩く。朝早いから車や通行人など気にする必要もない。道路の真ん中で真上を見ながら、黒い犬に引っ張られるようにしてゆっくり歩く。白鳥座を探したり、北極星を見つけようとする。改めて「方角」というものに意識が行くのだ。

「はな」が行きたいというので、真っ暗な川沿いの遊歩道を歩く。真っ暗な中を真っ黒の犬が歩くので非常に見づらい。結構な距離なので、そのうちに夜が明け始めた。

おおっ。川の向こう岸の家並みの後ろの空の色が変わり始める。赤・紫、その他いろいろな色が混ざり合ったグラデーションを背景に、家や立ち木が真っ黒に浮かび上がった。まるで影絵の世界だ。藤城清治の世界だ。けんぞう閣下には写真の技術がないのでうまく撮れないが、それはそれはキレイだった。
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当たり前のオチだが、太陽が出る前の散歩というのもこれはこれで良いものですよ、みなさん。

「落ち葉、すきー。」
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2008年11月10日 (月)

【荒れモード継続中】伸張リードのすすめ

うちの「はな」は外飼いで普段ヒマこいているのが功を奏しているのか、それともただの月齢(6ヶ月)のせいか、好奇心と食欲に限りがない。そういった意味で私が何の気なしに買ってくる愛犬用品やおやつの類を喜んでくれる。だから「はな」関係の買い物で失敗したというのはあまりない。

例外はブラシと爪きり。この二つは無駄になった。

ブラシは「はな」がもともと身体を触られるのが嫌いな柴犬気質が強いというのもあるけれども、どうもオモチャと混同しているらしい。ブラシに噛み付こうとする。いつもブラシをかけようとすると結局「はな」と喧嘩になる(最後は地べたに押さえつけられて「はな」の負け)。

爪きりについては、まぁこれは私の技量不足というか、根性不足というか。結局怖くて使えなかったですね。だからショップでやってもらっている。

そんな中でオススメのグッズといえば伸張リード。私が買ったのは4.5mの長さのものである。4.5mというのは微妙な長さで、もう少し長くてもいいんじゃないかとは思うが、よくよく考えてみると犬に引っ張られるというような酷使に耐えられるひもというと結構な太さが必要である。それが4.5m分となると小脇に抱える位の分量になるだろう。だからして手に持てる大きさ・軽さの伸張リードというのは意外と多くの英知と技術が結集しているのかもしれない。10mのがあったらいいなぁとか思うのはおそらく素人の愚の際たるものなのだろう。

伸張リードのひもはどんな素材を使っているのかわからんが、ピアノ線みたいなものに何かの繊維を巻いたような感じのもので、太さは2-3ミリ位。犬が走ると小さな穴からこれがスルスルと出て行く。グリップのところにボタンがあり、これを押すとリードが伸びるのを止められる。このボタンはロックできるので普通に1mくらいのリードとして使うこともできる。

何よりも自宅の前の4メートル道路で思い切り運動をさせられるので、手軽に「はな」のストレスを発散させられるのが非常に良い。

つまり・・・

「こういうのが・・・」
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「こうなって」
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「こうなるのだ」
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ちょっと扱うにはコツが必要な感じもするのだが、絶対に気をつけなければいけないことがある。ひもを素手で触ってはいけない。おそらく手が切れる。だから、基本的には人がいないところで使うべきざんすね。

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2008年10月23日 (木)

【荒れモード継続中】でた、最悪アホ飼い主。

さて、みなさん。

怒るときである。

完全に怒らなければいけない。私など、先ほどから怒りで頭の中が充満している。もし、ここに猟銃などというものが傍らにあったとしたら、さっそくそれに弾を込め、家を飛び出している。

まさか、本当にこういう輩がいるなど思ってもいなかった。

今朝の散歩である。いつものコースで軽快に歩いていた。「はな」のお尻もヒクヒクと動いて、ウ○コカウントダウンが始まろうとしている。そしてとある公園にさしかかったあたりで一軒の家の門の前に一頭のラブラドール・レトリバーが現れた。その後に自転車を引いたおばさんが現れた(以降、このおばさんのことを「ババァ」と呼ぶこととする)。ババァとラブラドール(以降、「くそラブ」と呼ぶこととする。)のほほえましいお散歩の始まりなのだろう。

だが、おかしい。本来、このババァとくそラブをつなげているはずの紐状のもの(以降、「リード」という)がない。つまり、ノー・リードである。

ふむ。いろいろ見方はある。大型犬で気性の良い犬はいる、とか。これからリードを取り付けるところだ、とか。

まぁ、そんな平和な想定を頭で描いていたので、引き返すことなく普通に歩いていった。

そしたらですね、このくそラブが「はな」に飛び掛ってきた!唸り声つき、攻撃。慌てて「はな」をリードで引きつけて、身体を入れるようにしたが相手はノーリード。この時点でかなりこっちが不利だと分かった。くそラブは「はな」の何倍もの体である。なのでくそラブを蹴り上げるようにして(当たんなかった)、声を出して立ちはだかるようにして一応は納まった。

ババァ「すみませ~ん。」

私「リードぐらいつけなさいよ!(←興奮すると女言葉になるんだよね。)」

といったら、そのババァそのまま自転車こいで散歩に行きやがった。ノーリードのまんま。

「バカ犬!」と大声を出しでも後の祭りである。「はな」を撫でてやったら懸命に私の手を舐めていた。あほ過ぎて何もいう気も起こらんが、腹が立って仕方がない。完全に犯罪じゃないか。

このババァの家、グーグルマップ貼り付けたろか。

「ノーリードで散歩させている犬を見かけたときには、即刻撲殺。飼い主は剃髪の上、市中引き回し、加えて六ヶ月の遠投を申し渡す」という法律を即刻つくるべきである。議員立法だ。わかったな、土屋衆議院議員よ。


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2008年10月18日 (土)

【荒れモード継続中】深夜の徘徊

あったりまえのことだが、犬に人間の都合は関係ないんだよね。

例えば、今大震災が起こったり、ウチの家が家事で丸焼けになったとしますわね。でもウチの「はな」ちゃんは次の日の朝5時には「散歩にださんか。飯をよこせ」と吼えるわけですね。どんなに人が悲しみにくれていようと、目の前でおしりの穴からウ○コひねり出すわけですね。

まぁ、いまいましいものではある。

そんな「はな」さんが今日はなぜか朝の4時半に騒ぎ出しましてね。ウ○コがしたかったようです。荒れモードの私を逆撫でするわけです。

一方で騒がれた方の飼い主(私のことね)は、こういう場合、普段ならばいろいろ考えるわけですね。ここでどのように対応すべきか。多少のご近所迷惑、自らの睡眠時間の充足それにしつけ上、習慣上の問題云々を考えながら、完全に無視するとかもうちょっと待とうかなどを考えて行動するわけです。

けど「荒れモード」の私は違う。考えるのが面倒くさい。煩いたくない。

ということで4時半のお散歩に何も考えずに行ってきた。この時期、4時半というと完全に夜ですな。真っ暗。気温も肌寒いを通り越して、本寒。朝という感覚もなくなって真夜中に町を俳諧している感じである。

しかし改めて思う。

犬を飼わなければこんなことしなかっただろうなぁ。散歩という習慣自体もそうだけれども「はな」の面倒を見ることでいままで自分が経験しなかったことをイロイロとさせられる。その一つ一つは小さくて取るに足らんものだが・・・。

今日の散歩もそうだ。これ、「はな」を連れていなかったらどうだろう?

寝巻き代わりのグレーのスウェットズボンに寒いけど半袖のラガーシャツ。身長185センチ、体形太め、歳のころ40前後、メガネ着用の上、その奥の瞳は死んで足取り重く何かを思いつめている様子。こういう男が真っ暗な住宅街を一人で歩いている・・・。

もし、あなたがおまわりさんだったら、ここでなんか仕事をしなければいけないような気がする。「お父さん、何やってんのこんな時間に。仕事なにやってんの」と聞かなければいけないような気がする。あるいはもしあなたがうら若き婦女子ならば、さっと機敏に身体を動かし、避難、救援要請、アドレナリン分泌などの行動の準備が必要な気がする。ハンドバッグの中のボールペンを握り締めて「いざとなったらこのペンでヤツの眼を・・・」などと物騒なことも考えた方がいいような気もする。

何も目的もなく夜の住宅街を一人で歩くというのはあやしい。

でもいたけどね、一人。

これが犬を連れているとそうでもない(ような気がする、というか気がしているだけかも)。

つまり徘徊の「目的」があるわけですよね。

だからたとえ、おまわりさんに「お父さん、何やってんのこんな時間に。仕事なにやってんの」と聞かれても、「見りゃわかるだろ」と、「犬の散歩だよ」と、「ウ○コだよ」と「なんなら一緒にウ○コつまむか?」と、「仕事?サブプライムでわちゃくちゃだよ」と胸を張って言うことができる。婦女子に見られたってバッグの中のボールペンで襲われる可能性もない。「ああ、いい歳して犬に振り回されてんのね。お気の毒ね。その上サブプライムね。」と同情されるだけで終わる。

ということでまぁそれなりに散歩継続。
やっぱり人には会うんですね。当然、新聞配達の人が多い。牛乳配達の車もいましたね。今時珍しい。
朝から働いている人ってやっぱりいるんですよね。豆腐屋さんも煙をもうもうと立てて仕事してましたよ。
なんかそういうのを見ると考えさせられますよねぇ。
「働くとはなにか」という壮大なテーマが頭をよぎる。「虚業の末に」「米国型資本主義の終焉」などという言葉も浮かぶ。そして結局「サブプライム問題」にたどり着く。
その足元で身体をくの字にして踏ん張っている黒い犬。
暗闇の中で黒い犬が黒いアスファルトの上に茶色のウ○コをするわけだから非常に見づらい。朝の4時のウ○コ取り。
ビニール袋に手を突っ込んで地面のモノを拾い上げる。片手のずっしりとした重みは命の持つエネルギーの象徴だ(ウ○コだけど)。
その象徴を一体誰に投げつけたら私は気が済むのだろう。

いやいや、そんなことをしても意味はないのだ。お父さんは真っ暗な道を歩きながら懊悩し続けるのである。

「Into The Wild」良かった。

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