ノウハウ

2009年5月30日 (土)

し、食欲ナシ!???

いや~、ブログの更新ご無沙汰。

ま~、こういう大変な時代ですからねぇ。

さてさて、犬なんてのはね。動物なんだよね。だからだ、基本生存本能というものが大優先なわけなんだよね、たぶん。

何かの本で読んだんだけど。迷子になった犬。飼い主は「宅のプードルちゃん、今頃おなか空かせて泣いてるんじゃないかしら」なーんてレースのハンカチで目をぬぐってピーピー泣くらしいが、一方のプードルのほうでは鳥の死骸やら生ごみなんぞにかぶりついて結構元気でやってたりするらしい。

生きるとは食うことである。

その点、うちの「はな」さんは心配がなかった。

何をやっても食う。食っちゃいけないものを食おうとする。食わせないことに非常に反抗する。食わせろ食わせろと要求し続ける。何か出せ何か出せと常に脅迫し続ける。出されたものはすべて平らげる。永遠に食うことを願っている・・・とまぁ、心配してしまうほどの食欲を持ち続けていたのである。

それがだ。

メシを食わない。

ある日、与えたエサに一切手をつけない。(手じゃなくて口だけど)

「いいよ、いいよ。食べなって。」

でも全然食べない。ちょっと一人にしてみて、後で見に行っても全然フードは減っていない。

えー!病気か。

といいながら思い当たるフシが十分にある。

・・・エサ変えたんだよね。

うちはもちろんドッグフード派なんですが、実は銘柄を特定していない。

ドッグフードってのもいろんな種類があって、いろんなモノが入っているのだけど、自分が食うもんじゃないしよくわからない。それに最近人間の食いもんだって、食品偽装だの使い回しだの賞味期限切れだの言っているのだ。犬の食いもんなんて多分もっと酷いことになってるはずである。だったら自分でメシ作れと言われそうだが、そんな手間はかけられないし栄養も犬の生理的知識も全くない。

結果、ドッグフードについては安心できそうな知名度の高いメーカーのものを代わる代わる使うことで、リスク分散を図ろうというのがうちの作戦なのである。

犬の飼育本にもドッグフードのパッケージにもこんなことが書いてある。

「ドッグフードを変えるときには、それまでのドッグフードに新しいドッグフードをわずかに混ぜて、徐々に新しいドッグフードの量を増やし・・・云々」

んなこと関係ないもんねー。うちの「はな」はそんなヤワじゃねーんだよ。ケモノなんだよ。ナメてもらっちゃ困るのだよ。咬むぞ、コノヤロー。

ってな感じで、もうフード変えるときにはいきなり全変更。

それで全然問題なし。完食、即食、速食。どんなフードをやってもがっついていたのだ。

それが食わない。

なので前のフードをやってみる。食った。

前のフードに新しいフードをちょっと混ぜた。ちょっと残した。

いきなり選り好みを始めたということか。むむむ・・・。

今回の新しいフード。メジャーなメーカーのものではないが、おそらく柴を飼っている人なら必ず手にしたであろう「柴専用」の題目がついているヤツである。それの「全成長段階」版である。というのは、同じシリーズに「1歳までの幼犬用」というのがあって、これは過去「はな」が喜んで食っていた。それが「全成長段階」版は食わない。

ちょっとここで脱線。

知名度の高いメーカーのフードを選ぶ方針にも関わらず、このフードを選んだのはまさに「柴専用」の言葉に踊らされてのことである。

柴犬のために専用のフードを作ろうとする人達に悪い人はいないと思う。柴犬を愛する人に悪人はいないのだ。そうは思いませんか。日々柴犬のことを考えている人に悪い人なんていない。一方でドーベルマンが好きな人、ドーベルマンに異様に執着する人というのはなんか「良くない」感じがする。裏社会というか社会不適応者という感じがする。「パグ専用」フードなんかを考えている人(がいたら)、この人も悪人じゃない気がする。「チワワ専用」「ダックス専用」には商売の匂いがする。「ビーグル専用」にはマジメに犬に取り組んでおりますという雰囲気がある。「シェパード専用」では官憲、国家権力の介在が気になる。

ということで(何が「ということ」なのかわからんが)この「柴専用」は良い人たちが作っているはずなので、数あるメジャーなドッグフードを押しのけ、けんぞう閣下のご推挙の誉にあずかったわけである。

その良い人たちが作ったフードを「はな」が食わない。そのくせチーズやらササミやら骨にはよろこんでがっついているのだ。

むむぅ。

「エサまずくって、ガックリ・・・。」
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2008年12月22日 (月)

動物嫌いの奥様と「はな」

さて。

今日の記事のタイトルを見ていただきたい。シンプルに説明をさせていただくと、私の奥は犬に限らず動物が大嫌いである。この話は結構感応度が高い。つまりは奥様が犬嫌いなのに犬飼ったの?アンタちゃんとモノ考えて生きてんの?生き物飼うのナメてんじゃねーの?ということである。

一応はじめに言っておきますけど、お互いルールなども決めて飼ってますからね。うちには子供が二人いますしですね。行きつけの病院もありますですしね。トレーナーさんも近くにおりますしね。お隣にも預かったりしてもらっていますし。足りない頭を駆使して諸処の事態に対処しておりますです、はい。

もちろん私も犬を飼うのは初めてなわけで、犬を買う前にお勉強はしているわけです。本を読んだり、いろんな話を聞いたりしてね。

しかし、こういうの性格が出ますね。私の場合、何でも物事はおおまかに把握するわけです。まず本を一冊読む。流し読み。早い。そんでもって、他の本を買ってきてまた流し読み。基本的に信用しとらんですね、情報というものを。だから裏づけをとってるつもりなんですね。と、いうことでたちまち飼育本5冊読破となって、全てをわかったふりして自分なりの飼育論を作ってしまう。

一方の奥は違う。とある日、一冊の飼育本を読み返そうとして開いたら、本がたくさんピンクの蛍光ペンでマークされている。一部のページは端っこが折られている。もちろん奥の仕業である。なんつうの、極めて参考書っぽい感じでやってるわけね。マニュアル人間ね。管理教育の弊害ね。まぁ我々そういう年代です。「ゆとり」じゃないです。こうなると、育児ノイローゼに一直線のパターンですね。物事が飼育本通りに行かないとパニクる。あのね、世の中そういうもんなの。決まったとおりに行く方がおかしいの。夫の人生見てそういうことを感じなきゃいかんの。想定外のことばかりで構成されているの、この世は。

とまぁ、基本的に「はな」に関しては私が全責任を持つのがルールであるが、奥も結構口を挟んでくる。実際「はな」の名づけ親は奥だしね。

彼女にはよく尋ねた。「なんで動物が嫌いなの?」と。その説明を聞くと、曰く「なんか触ったときの柔らかい感触がいや。」「毛が嫌」。じゃあ犬の顔がプリントされた毛布とか仔犬のカレンダーを買ってくるはどうしてなのだろう。すると「仔犬とか見るだけならかわいい。」とか言う。実際に犬は全然さわれない。昔はちょっと犬の姿が見えただけで逃げていた。

なーんか、よくわからんのである。一番わかりやすいのは、子供のとき咬まれて以来ダメになったとか。ネコがネズミくわえて歩いているのを見てダメになったとか。でも、奥の場合そういった経験は一切ないそう。

ただ、実は私。奥の動物嫌いの理由はわからんが、原因にはかなりの確信をもっていたんだよね。それはですね。

親です。

奥の母親も動物が大嫌い。はっきり言ってこれが原因。

これね、自分の子供見て気がついたんだよね。うちの子供。テレビで「どうぶつ奇想天外!」とか「ポチたま」とか喜んで見てんだけど、その辺で犬とかネコが近くに通りかかると逃げる。動物園とかに行くと、最近「ふれあいコーナー」とかいってウサギやらハムスターやらに触れるコーナーがあるが、怖がって入らない。それが娘も息子も。私がウサギをふん捕まえて触らせようとしても、近づいてくるけど触れない。

まぁ具体的に奥が子供達に動物との接触を制限しているようなところは見たことはない。けれど子供というのは結構母親の感情に敏感なんじゃないですかね。特に二人とも(やんちゃ息子も)そうなっていたのが、私の決定的な確信になった。ヤツのキャラじゃないのである。

別にだからって「はな」を飼ったわけじゃないですけどね。

でも「はな」は家族全員で選んだ犬だ。ちゃんと子供にも世話をさせるように決めた。まぁ、その結果は書かんでもわかりますわね。

やっぱり子供の方が順応度が高い。娘はご近所の犬事情についてはもはや私より詳しい。犬を飼っている学校の友達ともなんかイロイロ情報交換しているようだ。犬を見かけると「うみょー」と変な声を出して撫でに行くようになった。息子はなぜだか知らんが「はな」を抱えあげるのが好きで、抱っこが苦手な「はな」を無理矢理持ち上げたりして「はな」に怒られている。先週も足をかまれそうになったと笑っていた。だってトレーナーさんから聞いたでしょ、「息子さんの動きは犬を挑発する動きなんです(笑)」って。

そして一方の奥である。昼間に食パン一枚を「はな」にあげるのが彼女の趣味になったらしい。あげながらゲヒャゲヒャ笑っている。前に書いたが、私が仕込んでいないのに「はな」が「お手」をして驚いたことがあったが、その後「はな」に仕込んだのは奥だったということが判明した。この前は「ちょっと行って来るわ」と言って「はな」を散歩に連れて行っていた。それでも「はな」以外の犬には触ろうとせず、私が「はな」の世話をした後には手を洗えだの、そのタオルはもう使わないだのウルサい。あくまでも犬は嫌いと言い張る。

いい加減、負けを認めたらどうだ。

言ってみろ。言ってしまえ。「はな」が好きだと叫んでしまえ、バカモノ。

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2008年9月 2日 (火)

「はな」とお金の問題

「はな」ちゃん。
ちょっとこっちに来なさい。君に少し話したいことがある。
わかっている。君は犬だ。だから君が私の話を理解できないのはわかっている。
わかった上で言っておきたい。わかっていても言わずにおれない。
見なさい、これ。

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ね、これは「リード」というものだね。毎日これをつけてお散歩に行くよね。
これがなかったら散歩にも行けないどころか、外にさえ出られない。とても大切なものだよね。
みなさい、これ。
あのね。ちゃあん覚えてんの。君がね、初めてお散歩に行った日、つまりこのリードを始めて使った日ね。病院に行った次の日でしょ。
それで昨日、また病院行ったよね。ということは1ヶ月ね。
みなさい、これ。
たった1ヶ月で、どーしてこうなるのかな、ん?
そう。そうやって咬むからだよねー。ガジガジやるからだよねーって、バカ。
咬んじゃダメ。咬んじゃイヤ。ねーちょうどここんとこね、君の歯が当たるところね。
ほら、こっちはどうかな?
そう。そうやって引っ張るからだねー。力の限りひっぱるからだよねー。グイグイねーって、コラ。
・・・これ、もうダメだねぇ。買い換えないといかんね。これね、1,300円くらいしたんだよね。これから毎月買い換えることになるのかな。

「はな」ちゃん。
あのね、私ね。なるべく大らかに生きていたい。そう思っている。
例えば、割りカンの飲み代は千円単位で割るスマートさが欲しい。大皿にのったスペアリブを見て「ひとり2本ね。」とか、のたまう小さなマネはしたくない。
だからね、お金のことはあまり言いたくはない。いや、言うべきではないと思っている。
けどね、今日は言わせてほしい。手元の焼酎のロックももう五杯目だ。だからこそ、気を緩めた今だからこそ、酒を言い訳にして言いたい。

君。結構お金使うねぇ。

あのね、毎日食べてるポリポリね。ドッグフードね。あれはね、柴犬の仔犬様専用のフードなのね。どれくらい入ってんのかなぁ。一袋600円ね。これね、君だいたい1週間弱で完食すんのよね。だから月3,000円ね。
でね。
訓練用のおやつね。この犬用のチーズね。一袋420円ね。これ食べながら君が覚えたのが今のところ「スワレ」だけね。ん、この私のおつまみ?これね、ほていの焼きとり缶詰といってね。一缶100円ね。税込み105円ね。
あと、なんだっけ。君は蚊かなんかにも気をつけないといけないんだって?フィラリアとかなんとか。で、月に1回クスリ食うのね、あのひと口でパクッといっちゃうやつ。一秒で食っちゃうヤツ。あれが一粒で1,300円。ほていの焼きとりは3個パックになると280円になんのね。私280円で3日もつのね。
なに、ダニ?デリケートだねー、お姫様だもんね。月姫号だもんね。ダニなんか許せないよね。予防ね。月に1回ね。500円くらいね。私、この缶詰一つでかれこれ1時間近く酒飲んでんのね。
あ、そうそう注射も打たなきゃいけないんでしょ?1回7,000円でね。大変だねぇ。この・・・私が半年履いてる革靴ね。これね、うちの奥さんがイトーヨーカドーでニッキュッパで見つけたっつってね。鼻の穴ふくらませて自慢してたやつね。ニッキュッパね。カカトがゴムでねぇ、ま、いいんだけど。
それでさぁ、あのう、お風呂なんだけどさ。これ、ウチにもあるんだよね。あ、そう。やだ?爪とか耳とか。プロねプロ。プロにまかせるのが一番ですもんね、すみませんね、技術が拙くて、ええ反省してますとも。3,000円だっけね、仔犬価格で。4,500円らしいよ、ホントは。
まぁね、体もそうやってきれいにしないとねぇ。しつけ教室なんかで恥ずかしいもんねぇ。1回3,000円のしつけ教室でねぇ。
トイレもねぇ。部屋でやるときにそのままってわけにもいかんのでシート引かせてもらってます。1ヶ月で1,000円くらいかなあ。ええ、私の勝手ですけどねぇ、君は別にその辺でやりゃあいいんですもんねぇ。大きなお世話ですものねぇ。
あ、そういえば来月狂犬病の注射ですよ。9,000円用意させていただきます。あと保健所に3,000円払って登録しなきゃ。ん?血統書の名義変更?4,500円払うのね。そーなんだぁ。
ん、何・・・おもちゃに飽きた?

リードでもかじってなさいっ!

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2008年9月 1日 (月)

血統書(JKCと日本犬保存会)

血統書。初めて見る。

「はな」の曾おじいちゃん、曾おばあちゃんまでが全部書いてあるんですね。
計14頭の名前、犬舎、登録番号などが記載されている。「はな」の本名(?)、月姫号だそうです。
毛色も書いてある。残念ながらお父さんの方の祖父母の毛色が書いていないが、その他はみんな赤(茶色)だ。MOOK本「シバイヌ・ファンVol2」によれば、赤同士の親から黒の仔が生まれる確率は経験的に5パーセントらしい。

さて,

柴犬の登録機関にはJKC(ジャパン・ケネル・クラブ)と日本犬保存会の二つがある。
「はな」の血統書はJKCのものだ。
母方の犬舎がJKCだかららしい。母方の祖母、そのまたお母さんもJKCに登録されている。
しかし、その他の11頭は全部日本犬保存会の登録だ。
要するに日本犬保存会系の血が濃いということのようですね。

ここからはトレーナーさんから聞いた話だ。日本犬保存会とJKCはちょっと性格が違うらしい。
ちなみに日本犬保存会はHPで組織の目的を「日本犬に関する諸般の事項を調査研究し、その保護、繁殖及び体型能力の向上と改良発達を図り、各種使役に対する利用を増進し、犬籍簿を整備し、日本犬に関して諸官庁及び諸団体との連絡を図り、日本犬によって我国文化の向上に資すること」としている。
対して、JKCは定款で目的を「各種畜犬の犬籍登録及び有能・優良犬の普及と畜犬の飼育の指導奨励を行い、広く国民の動物愛護の精神を高揚する」という。
長ったらしいけど、完全に違う。
日本犬保存会は犬の能力と日本文化の向上を目指しており、JKCは蓄犬の普及と動物愛護精神の高揚だと。

となると、当然二つの組織で「良い犬とは何か」という考え方が違う。そのあたりは展示会やドックショーなどのやり方にも出ているらしい。曰く、日本犬保存会は日本犬本来の性質を重視する。JKCは愛玩犬としての性質を重視する。日本犬保存会の展示会などでは2頭の犬をつき合わせて、目をそむけたりすると評価が落ちるという。
つまり日本犬保存会系の血統はちょっと野性味に溢れているらしいのである。

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先のとおり、「はな」は曾祖父母まで14頭のうち11頭が日本犬保存会系だった。
なるほど~。
血は争えませんなぁ。「はな」ちゃん。


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