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2009年9月の記事

2009年9月27日 (日)

仔猫の連休(その3)

一夜が明けて午前五時。

「はな」の散歩の前に仔猫たちの様子を見てみた。

段ボールの中のタオルの上に二匹。体を寄せ合うようにして寝ている。皿のミルクは一切減っていない。

正直、死んでる可能性もあるかと思ったが、そのうち一匹が足音に気付いたのか頭をあげた。

でもってニャアと一言鳴いたつもりかもしれんが、声が出ていない。

相当やられちゃってるなという感じ。なんとなく表情もショボショボ。

ミルクを新しくしてやったが全く飲まない。

う~ん。

「はな」がお世話になっている動物病院は9時からやっている。

それからは時計を睨みっぱなしで、朝イチで先生に診てもらった。

体重は二匹とも200グラム。

おそらく生後3週間過ぎたころ。性別は両方ともオス。

体温は平熱。検便したところ健康状態に問題ないとのこと。

先生にミルクのあげ方を教わる。

針のない注射器で口の中に入れてやるとガフガフ言って飲んでる。

オシッコのさせ方も教えてもらった。

つまり日常の入口と出口をおせーてもらったわけ。

これでようやく一安心・・・てか、安心じゃねぇっての。

里親探しのチラシかなんか作れば、先生のところで貼ってくれるって。

とりあえず家に帰って正式な方法にてミルクを与える。オシッコさせる。

そうすると仔猫も落ち着くようで、ぐっすり眠ってくれる。まぁ、はっきりいって動物の世話としては非常に楽。それでもやっぱり気になるので、一日中ちょくちょく見ていた。

同時に奥の方で近所に里親探し。

まぁ、春日部あたりの住宅街ともなれば猫を飼っている家というのも結構あって、中には何匹も出入りしているような家もあるらしい。てなことで、比較的軽い気持ちで里親探しを始めていた。

最近は携帯メールなんかもあって便利。奥が子供会やら自治会やら小学校の父兄やらにメールを送っている。

そんなこんなで連休の二日目も猫一色で終わったのでした。

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2009年9月26日 (土)

仔猫の連休(その2)

まぁ、普通の大きさの猫だったら放っておけばいいわけである。

ただその二匹はまだ長めにみても15センチくらいの小ささで、「完全仔猫」。どうしていいかわからん。

とりあえず「はな」さんのお皿を拝借して、犬猫ミルクをドボドボッと入れてやって段ボールの中に入れる。

元気な方の一匹がミルクにちょっと顔をつけたが、顔をつけただけ。もう一匹は完全に動きが止まって、縮こまっている。

ここで二匹の状態だが、完全に「元気なほう」と「元気ないほう」に分けられた。二匹とも同じくらいの大きさだが、若干小さめに見えるのが「元気なほう」。こいつは庭と隣地を仕切る高さ1mほどのフェンスによじ登ったくらいの元気者であり、子供からは「チー」なる名前を賜った。白地の部分が多く、黒ゴマ色の部分もちょっと黒みが薄い。

「元気ないほう」は元気ない(当たり前だ)。あまり動かずにじっと丸まっている。弱っているという感じがする。黒ゴマ部分が多い。動かずにその場でフルフルしているだけなので、ほんとに黒ゴマ団子のように見える。これは「ミー」という名で呼ばれることになった。

で、二匹とも皿のミルクは飲まない。

動物なんてのは、もちろん人間もその中に含まれるが、食えりゃ問題ないのである。食えば生きていけるんである。あとはウ○コが出れば、日常のストーリーの入口と出口が固まってほとんどの問題は解決するんである。

それがまず食わない(飲まない)。

万策尽きた(早い)。

だってどうしようもないじゃん(逆切れ)。

うち、飼ってるんじゃないからね!たまたまこいつらがこっちに来ただけだかんな!

ということでそのまま庭に段ボールを置いて、家の中に戻った。仔猫は家に入れない。

そうなんだよね。

母猫が来るかもしれないから。

結局は箱とタオルとミルクを用意しただけで、二匹には野宿をしてもらうしかないんである。

さて、なぜに二匹が我が家の庭(のそば)にいたのか。

ここからは推測だけである。

まず捨て猫か、単なる野良かという点について、これは後者の可能性が高い。

というのは二匹がいた場所というのは通りに面しておらず、通りに挟まれた我が家と隣家の敷地のど真ん中あたりにある。まず人は入り得ない。入れば警察に電話されても仕方がないほどアプローチがしにくい私有地である。二匹の行動範囲からして、我が家の近隣の敷地で生まれたのではないかと思う。

そこで、奥の登場。

彼女の説明によれば、我が家の南東に接している一軒の家。この家、普段人が住んでいないらしい。どこか他にマンションかなんか持っていて、そっちに住んでいる。そして、その住人が連休で帰ってきているというのである。

つまり、無人の家の軒下かなんかで母猫はこいつらを産んで平和に過ごしていたのだが、そこに人間がどやどやとやってきたので驚いて逃げたのではないかという推測なのだ。

まぁ、結構説得力のある推測である。

だとすれば、母猫が帰ってきてこの二匹を引き取っていく可能性が高い。

そんなわけで二匹は庭に置き去りになった。ちょっと涼しくはなっているが、それでもまだ季節に恵まれた方かもしれない。

段ボールに入れたまま放っておくと、いつの間にかニャーニャーの鳴き声もおさまり、その後一晩中鳴くことはなかった。

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野宿で一晩過ごした後の写真。顔もきったねーし表情も卑屈。完全にやられていてかわいくない。右がチーさま、左がミー。

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仔猫の連休(その1)

シルバーウィークなるものが終わった。

夏季休暇が終わってそれほど時間が経っていないものの、なかなか大変な日々を過ごしていて、連休突入の際にはヨレヨレになっていた。実際に有難い連休だった。

初日はどこにも出かける気にもなれず、「はな」の散歩を終わったらすぐに二度寝。

昼にちょっと起きてさらに昼寝。なんだかんだで正式に「起きた」状態になったのは午後四時くらいだった。

その間、私は庭先の物音に気が付いていた。

ミーミーだのニーニーだの、挙句の果てにはミャーミャーである。

庭に出てみると隣の敷地と当家のちょうど境目のところに小さなゴマ団子が動いている。かろうじて二匹は庭のフェンスの向こう側。責任分岐点の向こう側。

ということで放っておいて家の中に戻った。

しかしまぁ、泣いてる鳴いてる、鳴き続けている。

そのうち夜になって、子供や奥がそれぞれの外出先から帰ってきた。当然気づくわな。

子供が懐中電灯を持ちだして見に行った。

そしたら大騒ぎ。

「こ、こっち来てる。わーっ!わぁあっ!」

興奮すんなっつーの。

重い腰を持ち上げて庭に出てみた。

するとまぁなんということか。一匹が1m程もあるフェンスに上ってこちらの庭に乗り越えようとしている。それが落ちそうだというので娘が騒いでいたわけである。もう一匹もフェンスの隙間を探そうとしているのか、こっちに鼻先を向けてウロチョロしている。

しゃあない。とりあえず落ちそうで危なっかしい一匹をむんずと掴んで、こちらに下ろしてやった。もう一匹もこちらの敷地に移してやった。

完全に負けである。

こんなもん、絶対に近隣家屋各位はご存知のはずだ。手を出したら負けだ負けだとみんな思っているわけだ。そこにでっかいおっさんがハマったわけである。

手のひらにすっぽりと収まる大きさの二匹。見たところ生まれたばかりのように思えた。

「とりあえず段ボールかなんかに入れておくか」

ということで要らないタオルを段ボールの中に入れて二匹を放り込んでおいた。

夜の「はな」さんぽが終わっていなかったので、子供と奥に散歩に行かせる。

その間にドラッグストアに行った。もう時間が8時近くなっていたので、それくらいしか思いつかなかった。仔猫用ミルクなんてのはなく、とりあえず犬猫用(成犬、成猫)ミルクを一個買って、ついでビールも買った。

買い物袋をぶら下げながら、庭で考え込んでいると散歩から子供と奥が帰ってきた。

「パパぁ、名前きまったよー。チーとミーにした。」

「ママおかしいんだよ。ポコとモコがいいんだって。」

おいおい。名前なんかつけんなよ。

こうやってひどい五連休が始まった。

今考えるとこのときの自分というのは少し甘かった。困ったなと思う反面、なんとかなるかなという甘さ、ひょっとしたらこのまま飼ってもいいのかなという甘さ。

ようやくの連休なのに・・・。神様はこうやって、私を試すようなことをするのである。

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こいつらです。子供に言わせれば左がチーで右がミー。

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