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2009年4月11日 (土)

はな見

先週の日曜日の話。

その前の週からようやく春らしく暖かくなって、桜も満開。

各地で花見がさぞ盛り上がったらしい。

私もどこぞで花見でもすべえか、と思いつつも。土日、私以外の家族はみんな忙しい。そんなことで結局この日曜日も家で一人留守番なのであった。

やることもないので朝から「はな」を病院に連れて行って狂犬病の予防接種。昼飯を買いがてら「はな」と散歩。

まぁ、ぽかぽかと本当に春のご陽気。流れる風も暖かく、直射日光も柔らかい。

こうなるといくらインドア派の私とはいえ、一日中家に籠るのもなぁと思ってしまう。だからといってどこぞに行くあてもなし。

散歩を続ける。腹も減る。そしてちょっと喉も渇く。

「はな」を適当につなげて、スーパーに入るとさまざまな惣菜の前にたっくさんの飲料が陳列している。

ああ、幸せな国、ニッポン。ばんざい資本主義。

仕方がないではないか。

エビスホップ6本パックがカゴに放り込まれるのは。

当然ではないか。

唐揚げがそこに乗っけられるのは。

当たり前ではないか。

握り寿司のパックを手にとるのは。

だって、世の中みんな花見なのだもの。春なのだもの。ぽかぽか陽気だもの。お休みの日だもの。

左手につかんだリード。もう一つの手にはスーパーの買い物袋。

「ん?なんかあるな。」の顔をしている「はな」と足早に帰った。

玄関の前にどっかと座りこんで、袋の中から唐揚げを一つ「はな」に放り投げてやる。

その傍らでビールの缶をプシッと開ける。グビグビ。あんま私はビールを缶で直接飲むことはないんだけどね。あー、うまい。でもって唐揚げをつまんで自分も食う。すると真っ直ぐこちらを見つめている二つの茶色い目。

また唐揚げを投げてやって、「はな」のお盆にビールを注いでやった。ジャブジャブいわせながら「はな」も飲んでいる。

ここで思った。

これも一つの「はな見」ではないか、わっはっは。

次は寿司だ。

「なにこれ?」
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「はい、おあずけね。」
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「う、うまい。」
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「また、そのどぎつい色のは・・・?」
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「あい、おあずけですな。」
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「う、うまい・・・。」
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「ゆ、豊かな海の幸が・・・。」

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「この造形美。これ以上に文化的な料理があるでしょうか。」
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次の月曜日。この話を部下にしたら、「それ、かなり寂しい話じゃないですか?」と言われた。

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