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2009年3月の記事

2009年3月30日 (月)

犬の映画

今日、会社についたら春休みの娘からメールが入っていた。

「パパ、”マーリー”見る?」

マーリー、知ってます?今やってる犬の映画。

マーリー~世界一おバカな犬が教えてくれたこと~」20世紀FOXです。ジェニファーアニストンです。ブラピの前の奥さんです。「フレンズ」のレイチェルです。相変わらずノーブラで映画出てます。でもって犬の方はラブラドールです。白です。主役の男はよくコメディに出てくる人です。

あのね。犬の映画ってのは、だいたい死んじゃうんだよね、最後。どーせ、そんなのわかってるからね。別に見なくてもいいかなぁとか思うんだけど、こうやって改めて娘に誘われるとね。まぁ見てみようかな、という感じになるわけです。

で、結局今日。定刻で業務を終了し、見てきました。娘はタオルを持ってきている。理由は「たぶんすげー泣くから」

そうね、犬を出してくるのは卑怯だよなぁ・・・。

と思いつつ見ました。

う~ん?あんま泣けなかった。それに世界一おバカな犬が何を教えてくれたのかもサッパリわからんかった。娘も頭の上にはてなマーク浮かべながらケロっとしている。

これなら予告篇でやっていた「HACHI」の方がよっぽど期待が持てそうだ。「忠犬ハチ公」だしな、リチャード・ギアだしな。なんてったって柴犬だからな。でも、リチャード・ギアがカメラにまっ正面に向かって「ハチィ」とか言ったときにはのけぞっちゃったな。ハリウッド、よっぽどネタないんだね。

ふと思ったんだけど、犬の映画ってたくさんあるようで、それほどこう、気持ちに残るようなもんてないなぁ。

ぱっと思いついたのが「南極物語」ね。なんかこれもハリウッドがリメイクしてんだって?どうしちゃったんだ、ハリウッド。あとは「ハチ公物語」。外国ではトム・ハンクスがなんかシェパードと一緒にやってた気がするんだけど、名犬ラッシーはテレビか。

昔、安田成美が若いころに「マリリンに逢いたい」とかいう映画やってて、実話らしいけど、結局サカった犬が○○したい一心で海を泳いで雌犬のところに行くというので、そんなもん映画になるんかと思ったこともある。

うーん、なーんかなぁ。

一応愛犬家の端くれとしてはだなぁ。犬の映画で思いっきり泣いてみたいと思うんだけど。

あ、「サイドカーに犬」。これはおもしろかった。全然、犬とは関係ない映画だけど(笑)

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「パパが去年一番泣いた映画は”パコと魔法の絵本”でしたー。」

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2009年3月29日 (日)

春がきた

今週関東地方は冬型の気圧配置とかで肌寒いというか、普通に寒かった。

それでも春はやってきているわけです。

コートをはおるかはおるまいか、少し迷った挙句に時計に追われるようにして家を出た朝、駅に向かう道すがら橋の上に及ぶと少し冷たい風が首元を過ぎて行った。まだ早かったかと小さな後悔をした亜希子が大げさに身震いするようにして空を見上げると、そこには申し訳程度に開いた五輪の桜の花が・・・、というOL亜希子27歳の春なんてのは非常に美しいのだが、最近の春はそんなに甘かない。

ねずみ色のどんよりとした曇り空の下、満員電車に乗り込むスーツ姿のサラリーマンに囲まれて、マスクにゴーグル、ポケットティッシュは午前2個の午後2個合わせて計4個を常備。会社についてトイレに駆け込んでマスクとったら真っ赤の鼻の下に透明な鼻水が一筋。「はるがぎだのね…」とつぶやく始末がほとんどである。

花粉症のみなさん、お疲れ様です。

春・・・秋もいろいろあるが春もいろいろある。

出会いと別れ。

サカる猫。

変質者の登場。

昔から「木の芽どき」って言ってね。春ってのは変になるんですよね。

そんなときに届いた手紙。

それが私に春が来たことを教えてくれる。

「平成21年度狂犬病予防注射済票交付申請書」

お疲れさん、春日部市役所。

しかしなんでこう堅苦しいのかね。いったい何字熟語だよ。

御手紙のオモテ、つまり届け先の住所が書いてある面が交付申請書になっていて、裏に<集合狂犬病予防注射のお知らせ>というのが書いてある。

噂には聞いていたけど、役所が本当にこうやって犬を集めて予防接種してんだね。まぁ、狂犬病は恐ろしい病気だからねぇ。日本なんかじゃ大丈夫なんだろうけど、外国
じゃうかつに犬に触らん方がいいのかもしんない。

良く見ると近所の神社でもやる予定があるらしい。注射待ちの犬の列。なんとなく面白そうな気がするのは気のせいか。

春。

愛犬家の春は狂犬病予防の春である。

フィラリアも混合ワクチンもノミ対策もしなければならない春である。

ねー、はなちゃん。

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2009年3月14日 (土)

クソと品格

犬を飼うというと必ずついてまわるのが、クソ、つまりウ○コのことである。

ところで、私は埼玉県は春日部市というローカルシティに住んでおる。ローカルシティという表現には隠微なニュアンスが含まれており、一応は東京のベッドタウンという言い方もできる。

東京通勤圏の北限に近い場所である。

地価が下がり都心でもマンションなどを購入できる今では、都市勤務者に見向きもされない。だって遠いもん。好き好んでこの町に住もうという人はいないだろう。

しかし四十年前は違った。高度経済成長期。勤勉、まじめが唯一無二の美徳であった時代。マイホームが夢。そしてマイホームを持つと「一国一城の主」と周りが褒めそやした時代。

この頃の人たちは郊外に住まいを求めた。ニュータウンなどという言葉もできた。そうすると田畑の農業用水ばかりの田舎町に突然に住宅街ができる。なんにもないところに住宅街があらわれる。なもんで、住宅街からひとつ道渡ると田んぼや畑が広がっている。

要は半住半農の町。

そうなると、なんていうんだろうか。町には二つの人種が存在しているような感じになる。
つまり「住」の人と「農」の人ですね。

それをさらに深く掘りすすむとこういう見方もできる。

「住」の犬と「農」の犬。はたまた、「住」の飼い主と「農」の飼い主。

こうなると一つのカルチャーギャップみたいなものが生まれるわけですね。
往々にして、「住」の飼い主と犬はカリカリとしている(ような気がする)。
一方の「農」の飼い主と犬はのびのびとされている(ような気がする)。

もう、「住」の飼い主なんかは飼育本とかたくさん読んじゃって、ペットショップに犬洗いに行ったりとか、服着せたりとかして、しつけなんかも一生懸命やっちゃって、それがうまくいかなくて「キーっ」とか言って、思わず犬ひっぱたいちゃって、自己嫌悪に陥ってテレビの前で体育座りしながら、「だってだって」とウジウジいじけていると、「お宅の犬がうるさい」とか匿名の手紙をポストに入れられてたりして、トドメを差されたりしている。

けれど、「農」の飼い主はそんなに犬を深く考えていない。自分が持ってる広い土地にポーンと犬置いとけばいい。多少犬がわんわん吠えたって誰に迷惑をかけるわけでもない。

ま、ある意味うらやましいというか、犬を飼うには適切な環境を持っているんですね。

この前、信号待ちで車の外を眺めていると、「農」のご婦人とその飼い犬が歩いていた。ご婦人の方はモンペ姿の頭には風呂敷のようなものを巻いておられる。まさに「農」のユニフォーム。かなり年季の入ったお方。そして連れ立つお犬様は、一見して犬種が特定できない、しかし確実に日本犬の血が入っているという赤毛のミックス。もう、ノーブラッシング、ノートリミング、下手すりゃノーシャンプーにノー予防接種くらいの風貌をお持ち。

そのお二方が空地の前にふと立ち止まる。そしてご婦人がポロっという感じでリードを放すと、お犬の方が空地の真ん中に駆けて行った。そして大胆かつ豪快に地面をガンガン掘り起こした後、そのうえで踏ん張ってられる。

「あんなことしていいの?」
と声を出したのは私の娘である。犬を放す、そこらでウ○コ、当然のようにそのまま立ち去る。

自由。フリーダム。エニシングOKの世界。

アズユーライク、レットイットビー、ケ・セラ・セラ、モウマンタイ、マンペンライの世界。

ある意味、平和。

ということで、散歩してるといきなりこんな光景に出くわす。

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こうなるとね、犬の散歩道コースに最適という感じに見えますよね。実際にこの道、犬を連れて歩いている人が多い。

しかしだ。この道、一つの「農」の価値観の典型である。汚いものなので詳しく撮ってないんだけど、この写真のアスファルトの道の各所に砂というか、乾いた土みたいな汚れがあるのがわかりますでしょうか。これね、全部ウ○コです。ウェットなウ○コが風化しているんですね。当然新しいモノもある。至るところウ○コなのだ。
これ、私道だよな、多分。

となるとこうなる。
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役所で配ってるやつですね。これが全ての電柱に貼ってある。

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なんか、一言つけたくなるらしい。「みんなの目はみています」。そうですね、衆目という言葉がありますですね。冷静に指摘をしているですね。

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でもあまり効果がないので、もう一言加えたくなる。今度は「良識」を持ちだしてみる。人間として大切なことですね。

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地主自作看板はちょっと感情的。しかし効果はない。

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そして爆発!

これ初めは大きな文字で一気に書いたんだと思うけど、書き終わっても気持ちが納まらなかったんだろうね。余白が許せない。もっと言いたいことがあるってんで、こちょこちょ書き加えている。ここは犬の便所ではないのだ。そうなのだ。

そんな地主の気持ちを全く察することなく、今日もたくさんの犬連れがこの道を散歩している。
私はとてもじゃないですが、この道を「はな」と歩く度胸は持ち合わせていない。

それでもみんなへーきでこの道を歩く。

恐るべし。

「とーちゃんなんか、この前ウ○コ手でつかんでたよねー♪」
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