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2009年1月24日 (土)

情けない話

愛犬を叱りたいと思うときがある。

「こらっ!」という叱り方ではなく、「まったく、もう・・・」という叱り方。

つまり説教ですね。説教をしてやりたくなる。

今朝のお散歩。会社も休みなのでちょっと遅めの時間に散歩をしていた。すると前方に小学校三年生くらいの少年が小さな柴犬を連れているのが見えた。本当に小さくてかわいらしい柴犬ちゃん。しかしあれですね、柴の子犬ってホントにかわいい。肢がちょっと短くてね。全体的にモコモコって感じでね。とっとことっとこ歩いているのを見るとマジで誘拐したくなる(こらこら)。

少年に聞いたら4カ月の子ですって。

で、当然に私の愛犬「はな」はよろこんでその子犬に鼻を突き合わせようとする。リードを引っ張る。

一方の4カ月の柴犬。「はな」の半分くらいしかない小さな体でしっかりと地に足をつけて立っている。大きなお姉さんが興奮して近づこうとするのをじっと見つめて身じろぎひとつしない。視線沈着。鼻を少し上げてまっすぐに黒いお姉さん犬を見ている。

が、お姉さんの方は完全にスイッチが入っている。シッポぶんぶん、肢バタバタ、息ハァハァ。その様子を少年と子犬が黙って見つめている。お姉さん犬のリードを握っている大きなおじさんは「興奮するな、こらっ、こらっ」といいながら、とびかからんばかりによろこんでいる愛犬をコントロールするのに精いっぱい。黒い大きなお姉さんはもう二本肢で立っている。そして、おじさんは少年と目が合った。犬と同じで少年もおじさんの半分くらいだ。少年は何も言わなかった。

負けた・・・。

おじさんと黒いお姉さんは負けたのだった。大人のくせに落ち着きのない犬と中年のおじさんは、子供にもかかわらず冷静で堂々とした犬と少年に負けたのだ。なのでおじさんは逃げるようにして少年と子犬から遠ざろうとした。しかし、それで悲劇が終わったわけではなかった。なんと、あろうことか黒いお姉さんは10mも歩かないうちに、いきなり踏ん張り始めてしまったのである。それも幅6mの道路のど真ん中で。

おじさんはしゃがんだ。少年と子犬に背を向けてしゃがんだ。そしてお姉さんがオシリからひねり出したブツを拾い、何事もなかったかのように歩き始めた。おじさんは決して後ろを振り返ることはできなかった。襟元を過ぎ行く風の冷たさがなぜかいつもより冷たく感じられる。そんなおじさんの寂しそうな背中を、明けたばかりの冬の空に舞うカラス達がだまって見送っているのだった。

(問題の黒いお姉さん↓)

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「なによ。」

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コメント

あはは!はなちゃん、嬉しくて興奮しちゃったのかなdog
子供だけでワンコを連れてると、私もちょっと引きますよ~。だって何かあってもその子供には止められないから。
はなちゃん、柴犬っぽいフレンドリーさですね。柴犬は遊ぼうアプローチがすごいですもんね♪その4ヶ月の柴犬も、今にはなちゃん並のアプローチするようになりますよ。なかなかほかのワンコに伝わりづらいのが難点ですが(^_^;)

>>まきママ
月齢によって性格も違うんでしょうけど。
「興奮しやすいタチ」であることは間違いないんですよねー。
でもねぇ、ウ○コはないでしょ、ウ○コは・・・。もう、なさけなくって!

けんぞう閣下

投稿: まきママ | 2009年1月24日 (土) 21時15分

( ´艸`)あはは~っでもワタシはそんなはなちゃんが大好きさ~。
女は愛嬌っていうじゃない。可愛いよ!

>>AMAOさん
うちのは愛嬌より度胸優先ですわ。

投稿: AMAO | 2009年1月27日 (火) 11時58分

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