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2008年9月 7日 (日)

体罰なくしてしつけができるのか

「私は犬に体罰を与えています。」なんて宣言するとどうなるだろうか。

例えば愛犬家の集まるドッグランで、ギャンギャン吼えて言うことをきかない犬を竹の棒で叩く。まぁ、その場で取り囲まれるでしょうね。通報でしょうね。場合によっては逮捕ですね。「竹の棒」というのが良くない。
では、竹の棒ではさすがにひどいので、手にしましょう。平手で叩いたらどうだろう。
この場合、通報はされない。でも、冷たぁ~い目で見られますね。「この素人が」と思われるでしょうね。「ワンちゃんにあたってるなんて心に余裕のない人ね。生活厳しいのね。」とも思われる。犬は人間よりも体が小さいから、普通の人が見ても犬への暴力は「弱い者いじめ」の類に見える。

犬に体罰を与えてはいけない。
定説である。どのマニュアル本にもそう書いてある。絶対にやってはいけないと書いてある。体罰がしつけに「逆効果」だとも言い切る。
体罰によってさらに犬が興奮して制御がきかなくなるとか、体罰によって人間に対する恐怖心が生まれて攻撃性が助長されるとか・・・。
ここまで胸を張って言われてしまうと、なかなかに手を出すわけにはいかない。
それでも人間は感情の生き物だ。なにかのはずみでついつい叩いてしまうことはある。
そんなときに「やってしまった」と自己嫌悪に陥ってしまうのは、柴犬を飼っている人なら経験のあることではないだろうか。
これ、辛いんですよねぇ。犬を叩いてしまうというのは本当に自分が嫌になる。寝る前かなんかにそんなことがあると、その日一日がまるまる悪くなったような気がする。

けれど。改めて思う。じゃあ、どうすりゃいいんだよ。
その答えらしきものもマニュアル本には書いてある。曰く、怒った表情を作り、犬と目を合わせ「ダメっ」と滑舌よく叱る。曰く、無視をする。曰く、場合によっては他の部屋に行く。
絶対に手を上げてはいけない。犬にわからないように大きな音を出す。
はいはい。
そんなんで言うこと聞くかぁ~っ?
犬が咬むとき、暴れるとき、拾い食いするとき。
あのね、怒った表情作ってる間も手ぇ咬み続けんの。無視したらさらに調子こいて暴れんの。音が出るもの探してるうちにセミ全部食っちゃうのっ!
正直「絶対に犬に体罰はしない」というポリシーは美しくても無理ですね。絆創膏がいくらあっても足りないし、精神が持たない。
ノイローゼになります。私も結局やんなっちゃった。

Flower

やっぱり犬は人間の都合なんかわからんのである。言ったって雰囲気くらいしかわからんのである。

だから、私は「はな」にしっかり体罰を与えることにした。
・・・。
と、ここで話を打ち切ってしまうと、私が何かとんでもない決意をしたのではないかと思われてしまうので詳しく述べると。
もちろん犬への体罰をすすんでやろうということではない。人間だって体罰ばっかり受けてれば頭のおかしなヤツに育つ。細かいこと考える前に犬だって人間と同じなのだ。
そこで一つ、私は「はな」への期待のハードルを下げた。
犬飼い初心者がよくやってしまうことかもしれない。犬に対して勝手に期待をもって、忠犬やら癒し犬やら「良い子」の役割を犬に要求してしまう。
そういうのをやめた。
事故を起こさず、健康に元気に育てばいいかなと。
多少ご近所迷惑であるかもしれないが、真夜中にギャンギャンということでなく、早朝にキャンキャンくらいならまぁ許してもらおうかなぁと。
そう思うと不思議なもので、普段気にしていた無駄吠えが気にならなくなる。
散歩でなかなかトイレをしない。会社に行く時間が迫っている。早くしてくれーっと思っていたが、やめた。
そんなときには時間通り家に帰ってしまう。多少家が汚れることがあってもしゃーないやんか、人間だってク○出ないときだってあるじゃん。
ゲージから出せ出せだせっって、うるさいよ!座れ!って、そりゃ出たいよ。でも出せないんだからしょうがないじゃん。
と、まぁそんな風にすると、何かの勢いで叩いたりするようなことはほとんどなくなる。

けれど、その代わりに絶対に許さない。つまり体罰をもって対応することを2つ決めた。
それは「手を咬む」ことと「拾い食い」である。
手を咬むのはもってのほかなので、思いっきり叱っている。頭を叩くようなことはしないが、マズルを掴む、マズルの下を叩く、首を上から押さえつける、乗りかかる。
これくらいのことはやるようにした。結果としてはまだ50点。寝ると次の日には忘れてしまうらしい。本能との戦いなんだねぇ。「咬む」ことについては別の方法が必要かもしれないけれど、それでも多少は躊躇するようにはなっている。
一方の「拾い食い」についても、変なものを食って身体を壊してはいけないので絶対に止めさせたい。叱るにしてもスピードが必要(サッと食ってしまうので)なので、路上の「何か」をくわえたら肩口あたりを蹴ることにした。これは2日程で90点くらいまで悪い癖が治った。たまに忘れて食おうとするが、はっと気づいて直前で止めたりしている。本人も結構葛藤しているのかもしれない。

「はな」は現在生後4ヶ月。
う~ん。今のところ問題はないと思っている。

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コメント

飼育書なんかに書いてる「体罰はもってのほか!」っていうアドバイス。
私は嘘っぱちだと思っております。

むやみやたらに体罰はいけませんし、こちらも出来ません。(心が痛いもの・・・)
でもね~拾い食い等は、ある程度叩かないと駄目なようです。

nanaの場合、それが完全に出来なかったのでいまだにするんですよ。拾い食い・・・

今となっては怒っても、開き直って聞きません。
どうせ叱られるんだからと、即行で飲み込んでいます(泣)
それで病院通いもしましたが、未だに懲りない。
散歩中は、一切目が離せませぬ・・・

はなちゃんは、まだまだ間に合うと思うので
頑張ってくださいまし~

先程、リンクして頂いてるの気が付きました!私も相互させていただきますね~
どうも、ありがとう~wink

投稿: あん金ママ | 2008年9月 8日 (月) 00時36分

確かに体罰を助長しないようにという配慮があるのかもしれないけど、飼育書の言い切った物言いって問題だと思うんですよね。

相互リンクの件はありがとうございます。
ちょっとまだブログのルールとか、このココログのブログレイアウトとかがよくわかっていないので、柔軟に動けていないような気がするので、ご面倒おかけします。
コメントのリプライもこうやって書くのが正しいのかもわかっていないし・・・。

投稿: けんぞう閣下 | 2008年9月 8日 (月) 20時50分

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