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2008年9月 4日 (木)

飼い主と犬の関係(その1)

飼い主が犬とどのような関係を求めるか。
おそらく犬を飼っている多くの人の場合、「おー、よしよしいい子ちゃんいい子ちゃん」というような関係構築。つまり、ひたすら犬は飼い主に従順、飼い主さんのことが大好きでいつも尻尾振ってぺろぺろ。たまには失敗することもあるけど、それはご愛嬌てな感じ。
あるいはそれよりも非常に厳格な上下関係を求める人もいると思う。犬は絶対飼い主に服従。主順の全ての命令を聞き、ときに下僕、場合にして警固といった任務を全うする。
いずれにしても犬が飼い主に背くということは前提になく、背くと従うの中間もない。
ましてや犬が飼い主に対して逆らうなどというのは、犬と人間の関係においては「問題」ということになっている。

さて、生後4ヶ月の我が愛犬である。
このお嬢様の状態を「問題」と解釈するか否かに私は悩んでいる。私は勤め人である。基本的に朝「はな」を散歩に連れて、エサを与えたら会社に行かなければいけない。それから夜まで不在である。
12時間以上経ってから我が家に帰る。このように仕事から帰ってきた主人を迎えるとき、愛犬は普通どういう態度をとるだろうか。
たぶん。
飛びつくのではなかろうか。
おそらく、
シッポをブンブン振るのではなかろうか。
察するに
息などもはぁはぁさせて、興奮してぴょんぴょん跳ねるのではなかろうか。
それが特殊なことなら私は何も言わない。でも、それがすごく普通のような気がする。

私が家に帰るとき、雨が降らない限り「はな」は玄関の前につながれて「ふせ」をしていることが多い。
門扉(アコーディオンシャッター)を空けて家に入ると、まず「はな」と目が合う。
確か・・・犬は鼻もよければ耳も良いと聞く。つまり、人間の気配など何十メートル離れていても過敏に察知し、主人の帰宅などはとうの前にわかるのだとも聞いている。
だからして「まぁ、うちの子はお父さんがそこの角曲がる前からなんかわかるらしくって、びしっとお座りして待ってんのよ~」などというコメントになる。
うちは「お座り」じゃないもんねー。「ふせ」だもんねー。って言っても「ふせ」というのは何もしないで休んでいるだけの状態である。
「はな」と目が合う。
「ん?」という感じで私を見返す。かわいい。けど「ふせ」である。
そのまま何もしないと、何も起きないまま時間が過ぎていく。それも妙なので「ただいま」と言ってみる。「はな」はこっちを見たまま。
しゃーないので一歩ぐらい近づくと、「はな」はよっこらせという感じで立ち上がってノタノタとこちらに歩いてくる。
なんとなーく、全体的に気だるさがただよっている。「義務」「付き合い」「仕事」「不本意」そんな言葉がなぜか頭に浮かぶ。
近くにきても飛びつくわけでもなく、近くにきて座るだけだ。撫でると日頃から何億回も言っているのに手に甘咬みをしてくる。
スーツを着替えなければいけないので「はな」を置いて、一旦家の中に入る。うんともすんとも言わない。
犬を飼うことの喜びの65%は「家に帰ったときの出迎え」にあると言われている(気がする)。すでに私はその部分を失っているのだ。

Naniq

いや、それはね非常に落ち着いた性格の仔だということだよ。と、慰められても納得がいかない。
なぜならば「はな」は散歩などで見知らぬおばちゃんやおっちゃんを見つけると、ガンガンシッポを振って飛びつくのである。興奮してチビることもある。
そして、わたしのときは「よっこらせ」なのである。
つまり、好かれている雰囲気がない。

(この項続く)


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コメント

初めまして!。あん金ママさんのブログリンクからやって参りました、もりもりと申します。
私も初めて犬を飼いまして、分からないことだらけです。

うちの犬は黒ではなく赤の柴犬♂で、5月10日生まれ、6月21日に我が家に迎え入れました。
たぶん、はなちゃんと同じくらいの成長度合かな?と思います。

飼い主である私が家に帰ってきても、ウンでもなけりゃあスンでもありません、うちの犬も。
チーーンとトイレシーツの上に座ったままです。
シーツそのものは、悪戯してぐっちゃぐちゃですが。
私は自分が犬に嫌われていると思っています。そして、トレーナーさんにも「(あなたは)コタロウ(犬の名前)にとって、堪え難い存在です」とはっきり言われてしまいました。
体罰など一切行っていません。その逆です、猫っ可愛がりでした。

しかし貴方様(すみません、お名前が見当たらなかったもので)は、はなちゃんをしっかり服従させていらっしゃるので、私の場合とは違うのではないでしょうか?。
が、好かれている雰囲気がない・・・というのは、私が感じたことと一緒です。

また、はなちゃんが問題犬か否かで悩んでいらっしゃるようですが、はなちゃんは大丈夫ではないかと思います。
素人中の素人が言うのも失礼かと思いますが、うちの犬は横倒しにすることすらやれません。
トレーナーさんに対して大暴れでした。
「この月齢(3か月半)でこの状態ですと、3ヶ月後には私でも手に負えなかったかもしれません」と言われてしまいました。
経緯はブログに載せてあります。

初めてのコメントなのに、長々と申し訳ありません。
貴方様がはなちゃんと大変まじめに向き合っていらっしゃるのを拝見し、また同じ悩みを持つ者として、コメントせずにはいられませんでした。御許し下さいませ。
お気に障りましたら、どうぞ削除されて下さい。よろしくお願いいたします。

>
もりもりさん

いらっしゃ~い。コメントありがとうございます。
「はな」の飼い主、けんぞう閣下です。
おっしゃる通り、訓練のかいもあって「はな」は問題犬とは言わなくてもいいのかもしれません。
問題行動に本当に悩んでいる人はもっと壮絶な経験されてますし。ブログの題名も今月一杯で変えようかと思っています。

さて、うちの「はな」は5月3日の生まれなのでこたろう君と一週間違いでほぼ同じですね。
うちもトレーナーさんには「あと1ヶ月遅かったらもっとしつけは難しかった」と言われた口です。
こういうこと言われるとへこみますよね。でも、あまりこういうコメントは気にしなくてもいいのでは。
だって、そんなのただの結果論だし、これからどうするかを考えているときにそんなコメントは何の役にも立たないわけですから。

「はな」は相変わらず私の手を咬もうとします(甘咬みですけどね)。
「スワレ」のコマンドも調子こいているときには何回言っても聞かない場合があります。
一方で私の家族に対してはそんなことないんですね。珍しいパターンのようです。一家の主に犬がそうするのは。
この前、その話をトレーナーさんにしたら、彼は「そりゃ甘えてるんでしょ」と言いました。
うむ。
腹が立って攻撃しているんだと思うか、わがまま言って甘えているんだと思うか。
「こいつ、俺のこと好きじゃねぇな」と考えてしまうことも、飼い主側一方的な身勝手かもしれないなぁと思ったりしたわけです。

投稿: もりもり | 2008年9月16日 (火) 18時07分

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