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2008年8月 2日 (土)

ペットショップ

愛犬「はな」の購入元は業界最大手のペットショップだった。

「ペットショップで犬を飼うのは問題がある」とその手の本やウェブではさかんに言われている。

まず、犬を小さなガラスケースに閉じ込めて身体の自由を奪いつつ、長い間見世物のようにするというのは、犬にとっては想像もできないようなストレスであり、とても惨酷な仕打ちである。動物虐待といっても過言ではない。ゆえに英国を初めとする西欧諸国では犬の陳列販売などは法律で禁止されているくらいなのだから、本当にけしからんことなのだよという批判がある。

もうひとつは幼ければ幼いほど高く・確実に売れるということで、ペットショップは母犬から引き離すにはまだ早い赤ちゃん犬を市場から仕入れている。母犬からの愛情や教育、また兄弟とのコミュニケーションなどを経験しなかったこれらの犬は、基本的な社会性を得る機会を失ってしまい、人間や犬に対する攻撃性を強めてかなり性格のひん曲がった犬になってしまう。結果として、諸処の問題行動を起こすトラブル犬になる。まさに営利だけを求め、犬ばかりか顧客の悲劇をも省みない鬼のような連中でこれもまた大変けしからんという指摘だ。

素人ゆえにそれが正しいのか正しくないのかという言及はできないが、一応は説得力のある話が多いと思った。

そんなこともあって、私はペットショップの功罪なるものの半端な知識を得たわけだが、結局は最も大きなペットショップから愛犬を得ることになってしまった。

ブリーダーからの購入も考えたが、北海道やら愛知県やらと言われてもあまりにも遠くてコンタクトをとるのは難しい。ちょっと無理すれば行けるところが見つかっても、所詮相手はナマモノ、こちらに都合の良いタイミングで仔犬を産んでくれているわけではない。仮に仔犬がいたとしても、たかが2頭を見るために遠出をするのも、もし仔犬が気に入らなかったらと考えると気が進まない。

なんて言えばきりがないのだが、理由は一つだったように思う。「こだわり」がなかったのだ。

どんな犬種がいいかと考えたときに第一希望を言えばミニチュア・ピンシャーだったし、ビーグルもよければ、ボーダー・コリーでも良かったし、コーギーもいいかなと。

この優柔不断さが、犬を見つけ出すための「多少の苦労」を剥ぎ取ったのだと思う。

かくして私は、多くの忠言を頭の隅に追いやって、犬種を横断してたくさんの犬が見られる某ショップのHPを毎日閲覧するようになってしまったのだった。

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