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2008年8月30日 (土)

犬との普段の接し方

柴犬との「普段の接し方」について、ちょくちょくトレーナーさんから言われることがある。
たとえば、「あまりおおげさに褒めない」とか「犬の前で会話しているときに犬の名前を出さない」とか、まぁ諸処ある。
あとは、犬の都合なんて無視する、人間優先の考え方。
なんにしても、しつけの基本は「我慢」に尽きるという。だから犬の言うことなんか聞いてはいかん!ということのようである。
確かに、我慢ができる→吼えたり、咬んだりの要求をしない→指示・命令をよく聞く。という流れはよくわかる。「人間のしつけと同じです」とトレーナーさんは自信たっぷりに言った。

私はそっと息子の顔を見る。Neru

結局、犬との普段の接し方は①興奮させない、②人間の都合優先という二つのルールがポイントのようだ。
意外に簡単そうである。なんか楽勝という感じもする。だってのんびりやって、犬の言うこと聞かなきゃいいんでしょ。
と思うのですがね。それがですね。なかなか思うようにいかんのですね。

まず、興奮させないようにということだが、これはできるだけ静かで穏やかな飼育環境を保つということである。
たとえば、犬を褒めるときなども「えらい子でちゅね~。すごいでしゅね~」などと叫びながら、背中をカシャカシャ、あごをゴシゴシ、ホッペにチュッチュッというのでは犬が興奮する。
ゆえに褒め方は「うむ、よし。」などと明治の父風たたずまいをもって首輪の横辺りを一回撫でてやるというのが基本である。
実際にやってみる。ふむ。非常に穏やかである。だって「うむ。よし」で終わりだもの。「はな」の方も当然にノーリアクション。ほめてやってんだけどね。
これが前だったらよしよし、ゴシゴシッなんてやると、ハフハフブフブフ言いながら転げたりして勢い余って手噛んできたりする。その姿を見て、ああ「はな」は喜んでいるのだなと。「はな」の方でもああ、ご主人は褒めてくれているんだなと。
褒める幸せ、褒められる悦び、こういうものをですね、飼う立場飼われる立場でお互いに十分に味わえたわけですね。
それがですね。今は「うむ。」、撫で。で終わり。犬の方だって「で?」って感じでこっちを見ている。
可愛がっているという感じにはならないですね。しかし、しつけのためとあれば仕方ない。
ということで、私は結構「はな」に冷静に接している(つもり)のですが、そうではない人たちがいらっしゃる。「ご近所の方々」だ。
散歩に行くといろんな人が「はな」を可愛がってくれる。かまってくれる。(「散歩でわかったこと」参照)特に犬を飼っている人は当たり前だけど。
「よしよしよしっ!そーかそーか、遊びたいか遊びたいか。わー、まー興奮しちゃって、かーわいい。よーしよしよし。」
背中をごしごしごしっ!
もう「はな」はシッポ振りまくって、おばさんの手に向かって、歯をたてるたてる。
「あ、咬みますから気をつけて。」
「あー、いいのよぉう。大丈夫よう。歯がかゆいんだもんねぇ。」がぶがぶがぶがぶっ!
ま、甘咬みなので問題にはならんのですが(自分から手ぇ出してんだし)。
「あのね、咬むのはしょうがないのよぉう。だからね、あたしのとこはこういうの、咬ませてんのよ」
と出してきたのがタオルの切れ端。がぶがぶがぶがぶがぶがぶがぶっ!
・・・もう、どうにでもしてくれ。
褒め方については先のとおりだが、甘咬みは私に対してやった場合にはすぐにマズルをつかんで止めさせている。タオルは(確かに咬むのが好きだが)人間の日常用品だし、体を拭くときなども困るので咬ませないようにしている。こういった普段の試みはこれでパーになる。
ある日には玄関前につないでおいた「はな」がギャンギャン吼えているので見てみると、ご近所の方がお孫さんと一緒に「はな」に手を振ったりしている。それが「はな」には挑発行為になって興奮して吼えているのだ。でも、にこにこして「はな」を眺めてらっしゃる。
ん~、困りますという言うわけにもいかない。ご近所の人たちは当然犬のしつけなんて知ったことではないし、第一「はな」を可愛がってくれている、好意の現れなわけだから。
私の方も犬の「社会化」とかいって、積極的にご近所さんに構ってもらっているところもあるし。

②の人間優先のルール。
これも徹底するのはむずかしい。犬の要求に応えてしまうと、どんどん図に乗って要求がエスカレートするから駄目ってことですよね。
「はな」はわがままなので要求が多い。ゲージから出してほしくてクンクン鳴いているくらいならよいのだが、こちらが構わないとだんだん腹が立ってくるのか、遠吠えやら、喚きだしたりする。
部屋の中ならまだよいが、外に出していると、これが結構な音量なのだ。
生後4ヶ月経っていない仔犬の声とは思えないほどに、野太く、力強く、そしてとてもうるさい。朝の散歩が終わった5時半過ぎに、エサの準備に手惑おうものなら、ワンワン吼える。何もしないわけにはいかないじゃないですか。
なーにが人間優先だぁ。たちまち私は犬畜生の下僕に成り果て、せっせと働いてその畜生のご機嫌を取ることになる。

難儀である。

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